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ホテルの就労ビザ徹底解説!フロントと清掃の線引き・許可基準

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観光業の劇的な復活により、ホテルや旅館での外国人採用が急増しています。しかし、宿泊業界のビザ申請において最大の難所となるのが「職務内容の線引き」です。

「最初はフロントとして採用したが、人手不足でつい清掃も手伝わせてしまっている……」

このような状況は、将来的な更新不許可だけでなく、最悪の場合「不法就労助長罪」に問われるリスクがあります。

本記事では、ホテル業界の就労ビザにおける許可基準と、現場で「やっていい仕事・ダメな仕事」の境界線を、最新の審査傾向を踏まえて徹底解説します。


目次

ホテル・旅館で取得できる主な就労ビザ(在留資格)

marten bjork n IKQDCyrG0 unsplash

ホテルで外国人を雇用する場合、主に以下の2つの在留資格が検討対象となります。

「技術・人文知識・国際業務」と「特定技能(宿泊)」の違い

一言で言えば、「ホワイトカラー的な専門業務」か、「現場のマルチタスク業務」かの違いです。

項目技術・人文知識・国際業務(技人国)特定技能(宿泊)
主な役割通訳・翻訳、マーケティング、管理業務フロント、接客、レストラン配膳、清掃
学歴要件大学卒業または専門学校卒業が必要不要(試験合格または技能実習修了)
単純労働原則不可(付随的なものに限る)可能(幅広く従事できる)
家族帯同可能原則不可(1号の場合)

学歴・経歴と「職務内容」のミスマッチが不許可の最大原因

「技人国」ビザを申請する場合、本人の学歴(専攻内容)と、実際に行う業務に「関連性」があるかが厳格にチェックされます。例えば、大学で経済学を学んだ人が「通訳が必要ない小規模旅館で、ひたすら配膳を行う」といったケースでは、業務の必要性が認められず不許可となる可能性が非常に高いです。


「技術・人文知識・国際業務」で認められる業務とNGな業務

markus spiske 7PMGUqYQpYc unsplash

多くのホテルが「技人国」での雇用を検討されますが、ここでの「業務内容」の書き方と実態には注意が必要です。

許可される例:フロントでの通訳・翻訳、マーケティング、集客企画

  • 外国籍客への母国語を用いたフロント対応・予約対応
  • 海外向けSNS運用やWEBサイトの翻訳・マーケティング
  • 海外エージェントとの交渉やインバウンド施策の立案

不許可のリスクが高い例:客室清掃、配膳、ドアマンなどの「単純労働」メイン

入管当局は「その業務は、わざわざ大学を出た外国人がやるべき専門的な仕事か?」という視点で審査します。一日の大半を客室清掃や皿洗いに費やすような働き方は、技人国の資格外活動とみなされます。

実務研修としての「現場研修」はどこまで許される?

新人教育の一環として、数ヶ月〜1年程度の現場研修(清掃や配膳)を行うことは認められる場合があります。ただし、これには「合理的な研修計画書」の提出が不可欠です。「人手が足りないからずっと現場」という言い訳は通用しません。


現場作業もマルチにこなせる「特定技能(宿泊)」のメリット

louis hansel wVoP Q2Bg A unsplash

「現場の即戦力が欲しい」という事業者様にとって、2019年に創設された「特定技能」は非常に強力な選択肢です。

特定技能なら「ベッドメイク」や「レストラン配膳」も適法に可能

特定技能(宿泊)では、フロント業務だけでなく、客室清掃、レストランでの配膳、広報業務など、宿泊施設における幅広い業務に従事することが認められています。これにより、「フロントが空いている時間に清掃を手伝う」といった柔軟なシフトが可能です。

特定技能評価試験(宿泊)の概要と、技能実習からの移行

特定技能になるには、試験に合格するか、技能実習(該当職種)を良好に修了している必要があります。特に、日本国内の専門学校を卒業した留学生が、試験に合格して特定技能へ切り替えるケースが増えています。


入管がチェックする「受け入れ先の規模」と「業務量」

glenn carstens peters RLw UC03Gwc unsplash

ビザの許可は、会社(施設)側の状況にも左右されます。

小規模なペンションや民宿でもビザは取れる?

結論から言えば、不可能ではありませんが難易度は高いです。特に「技人国」の場合、客室数が少なく、外国人客もほとんど来ない施設では、「通訳やマーケティングの業務量が十分にない」と判断されてしまいます。

会社規模に応じた「通訳業務」の必要性の立証方法

「うちは小さいから無理だろう」と諦める前に、直近の外国人宿泊客数や、今後の海外展開プランを数値化して提示することが重要です。「なぜ、その施設にその外国人が必要なのか」を論理的に説明する書類作成が許可への鍵となります。


まとめ:法令遵守と現場の効率化を両立させるビザ戦略

anthony delanoix urUdKCxsTUI unsplash

ホテルのビザ申請は、一度「不法就労をさせている」という疑いを持たれると、その後の採用計画全体に悪影響を及ぼします。

  • 専門職としてキャリアを積ませるなら「技人国」
  • 現場のマルチタスクを担ってもらうなら「特定技能」

この使い分けを明確にし、本人のキャリアパスと施設側のニーズを合致させることが、安定した雇用への近道です。

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代表行政書士 石椛 敬法(イシナギ タカノリ)
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