【2026最新】運送業の特定技能ビザを完全攻略!採用実務と免許の壁を突破する
物流の「2024年問題」が現実のものとなり、2年が経過した2026年。ドライバー不足は依然として深刻な課題ですが、その救世主として期待されているのが「特定技能」ビザです。
ついに解禁された自動車運送業分野ですが、外国人を採用するには「免許の壁」をはじめとする高いハードルが存在します。今回は、制度の概要から採用の具体的条件までを分かりやすく解説します。
ついに始まった「自動車運送業」の特定技能ビザとは?

2024年に制度が新設されて以来、運送業界における外国人材の活用は着実に進んでいます。まずは、どのような業務が対象なのか整理しましょう。
対象となる3分野(トラック・タクシー・バス)
自動車運送業の特定技能では、以下の3つの区分で外国人の就労が認められています。
- トラック(貨物): 荷物の運送および、それに付随する積込・荷卸し作業。
- バス(乗合・貸切): 路線バスや観光バスの運転、乗客の安全確保。
- タクシー: 一般乗用旅客自動車の運転および、乗客のサポート。
なぜ今、このビザが必要とされているのか(物流・交通インフラの危機)
2024年4月からの労働時間規制強化により、日本の物流・交通インフラは維持が困難な状況に陥りました。特に地方のバス路線廃止や、再配達の制限などは社会問題となっています。この労働力の「絶対数不足」を解消するための切り札が、特定技能ビザの導入でした。
外国人がドライバーとして働くための「3つの必須条件」

特定技能ドライバーとして働くためには、これまでの他業種(製造業や建設業など)よりも厳しい条件をクリアする必要があります。
条件1:特定技能試験(自動車運送業)への合格
各分野(トラック・バス・タクシー)ごとに実施される技能試験への合格が必要です。これには、車両の点検知識や安全運転に関する知識が含まれます。
条件2:日本語能力(N4以上)と、対人業務に必要なコミュニケーション力
基本的な日本語能力試験(JLPT N4以上、またはJFT-Basic)の合格が必須です。さらに、道路標識の理解や事故時の報告など、現場でのスムーズなやり取りが求められます。
条件3:日本の運転免許証(一種・二種)の取得という「最大の壁」
これが最も高いハードルです。特定技能で働くためには、「日本の有効な運転免許証」を所持していなければなりません。
| 分野 | 必要な免許の種類 | 備考 |
| トラック | 普通・中型・準中型・大型 | 運ぶ車両に応じた免許が必要 |
| バス | 大型二種免許 | 取得難易度が極めて高い |
| タクシー | 普通二種免許 | 旅客運送のための専門免許 |
外国免許からの切り替え(外免切替)や、指定自動車教習所での教習など、入国後に免許を取得させるためのコストと期間を企業側がどう支援するかが成功の鍵となります。
受入企業(運送会社)が満たすべき厳しい要件

人を雇う側の企業にも、高いハードルが課せられています。
Gマーク(安全性優良事業所)等の認定は必須?
トラック分野では、「Gマーク(安全性優良事業所)」の認定を受けていること、またはそれに準ずる体制があることが強く求められます。これは、外国人の安全を守り、かつ適正な労務管理ができる企業であることを証明するためです。
国土交通省への届出と、適切な労務管理体制の証明
受入企業は、協議会への入会や、国土交通省への報告義務を負います。また、日本人と同等以上の報酬を支払うことはもちろん、アルコールチェックの徹底や拘束時間の管理など、「運送業特有のコンプライアンス」の遵守が厳格にチェックされます。
タクシー・バス運転手には「二種免許」と「N3以上」が必要

旅客運送(バス・タクシー)の分野は、貨物(トラック)よりもさらに要件が厳しく設定されています。その中心にあるのが「二種免許」の壁です。
トラック(貨物)よりも高いハードルが設定されている理由
最大の理由は「大切なお客様の命を預かる」という重い責任にあります。万が一の緊急事態における避難誘導や、乗客の体調不良への対応など、高度な判断力が求められます。そのため、日本語能力も「N3以上」が実質的な必須条件とされています。
二種免許試験:日本語の「ひっかけ問題」が最大の難関
二種免許の学科試験は、日本人でも合格率がそれほど高くありません。その理由は、交通法規を深く理解していないと解けない「ひっかけ問題」や「複雑な日本語の言い回し」が多用されるためです。
- 専門用語の壁: 「徐行」「一時停止」だけでなく、旅客運送特有の法規用語を理解する必要があります。
- 読解力の壁: 2026年現在、多言語での試験実施も広がっていますが、実務上の「お客様とのコミュニケーション」を考慮すると、N3程度の読解力がないと、免許取得後のトラブルリスクが非常に高まります。
特定技能「タクシー」分野で求められる接遇スキル
タクシーの場合、運転技術に加えて、キャッシュレス決済端末の操作、観光ルートの提案、ユニバーサルデザインタクシーにおける車椅子乗降介助など、多岐にわたるスキルが求められます。単に「運ぶ」だけでなく、日本の高い接遇水準を理解し、実行できる人材かどうかが、二種免許取得とセットで評価されることになります。
まとめ:最新のビザ制度をフル活用して、物流の未来を守る

制度が新しいからこそ、確実な実務知識が求められる
2026年現在、特定技能による外国人ドライバーの採用は「当たり前の選択肢」になりつつありますが、免許取得の遅れや書類不備で計画が狂うケースも散見されます。
複雑な運送業ビザの申請は、当事務所がトータルサポートいたします
運送業の特定技能ビザは、入管法だけでなく道路運送法や貨物自動車運送事業法など、複数の法律が絡み合う難易度の高い手続きです。
- 「何から手をつければいいか分からない」
- 「免許取得までの期間、どう雇用を維持すればいい?」
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